令和8年 得度式 を行いました

春の息吹感じる清明の朝、得度式が行われました。得度とは、仏教における僧侶となるための最初の儀式です。出家ともいわれ、俗世間から離れ、戒律を守って修行に励み、悟りを得て仏となるための入り口に立ちます。

今年は、2025開講の現代仏教・密教学林を修了し、仏教の基礎的知識と瞑想実習を修めた方を中心に、希望者12名が新しく仏道に入門されました。得度式に前後して、お経の読み方や衣の付け方、所作(立ち居振る舞い)についての講習もあり、僧侶としての基礎的な行いを熱心に学んで行かれました。今後の精進を期待します。

得度をしたからといって、すぐに本格的な修行を行う方は、現代では多くありません。得度後の修行について、千光寺では、正式の本格的な仏道修行だけでなく、在家で社会生活を送りながら、時々修行に行ったり、日常に一部取り入れたりして、仏教的生活を深める形も取り入れています。それぞれの生き方や気づきの深まりに応じた修行の段階が用意されています。

日本の仏教は、悟りや気づきを社会や人のために生かすこと(菩提)を大切にします。また、真言密教では、自身が仏であると悟り(即身成仏)、この世の役割を認識して世の中のために活動すること(済世利人)を重要視します。僧侶として生きる道を選択しない場合でも、仏教を学んで修行し、自身と向き合ったり、他者と協力したりすることで、それを社会生活に生かし、自分の仕事や人間関係、社会貢献に寄与する礎になります。ともに菩提の道を歩みましょう。

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